「相手の頭の中に入る方法ーーー消費者心理の17の基本原則」を教えてくれるCHAPTER2。
こちらも大変内容が充実していて、どれも興味深く、少しずつでも理解して消化していくことができると、今後役立つであろう大切なことがミッチリと、紹介されています。
私は思っています。
「この本って、もっと高くても良いんじゃないの?!」
・・・とても良い本に出会えた幸運を、改めて実感しています。
さて、今日は「原則1 恐怖という要素 恐れを誘って売る」について。
最初の原則なのに、
これって、、、
とても難易度が高い上級者の技だと思いました。
販売するものの条件もあります。
中途半端に活用しようとすると、完全にヤケド確実な方法でもあると思いますが、
「知っている」ということは、逆に、仕掛けられる側から自分の身を守ることにもつながりますネ!
そんな、諸刃の剣のような、早速に恐ろしい原則1。
自分の商品をイメージしながら考えると、楽しいかもしれませんヨ!
恐怖を解決できないと逆効果
恐怖は人に行動したくなる気持ちを与える。それは、恐怖からストレスを受けて、それを解決したくなるから。
と、ドルーさんは教えてくれています。
それと併せて、その恐怖を解決できるものが、その商品に備わっていないと、
ただ人に恐怖を与えるだけで、その先の行動には至らないそうです。
「そりゃそうだ」
と思いますが、
そもそも、「解決できるもの」以前に、商品に持たせる「恐怖」というもの自体、イメージするのがとても難しいですネ。
ドルーさんの例文が、とても参考になります。省略して書くので、気になる人は本を読んでくださいネ!
(例)
・恐怖 → 「あなたの家の中はバイ菌だらけ。目に見えない、おびただしい数の細菌たちは、家の中のいろんな所で、あなたや大切な家族を病気にしてやろうと待ち構えています。」
・解決方法 → 消毒スプレーを! 日常的に触っているいろいろなものの表面にいる細菌の99.9%を素早く殺します。お値段はたったの5ドル。
「なるほど~!」
とは思いますが、正直、「恐怖」と「解決方法」を同時にセットで考えるのって、すごく難しいですネ・・・。
そこで考えたのですが、商品に対して「恐怖」か「解決方法」のどちらかが見つけれたら、もう片方もイメージしやすいかも??
それと、最初は「解決方法」が浮かばなくても、「その商品を手に入れることで得られるメリット」。そこから逆に、「得られないことで起こるデメリット」を考えてみると、そこから「恐怖」へと発展させられるかも????
と思いました。
「恐怖」と「解決方法」。それだけでもダメみたい。
自分の商品に、先ほどの「恐怖」と「解決方法」を見つけたら、イケるかと思えば、ダメみたい。
恐怖を活用した広告で、行動してもらうためには、更に下記の4段階が必要とのことです。
【効果的に恐怖をアピールできるタイミング】
1.人が徹底的に恐怖におびえているとき。
2.恐怖が喚起脅威を克服するには具体的にどうすればいいのか、お勧めの行動案が提示されているとき。
3.お勧めの行動案が脅威を軽減するのに効果的であると認められたとき。
4.メッセージの受け手がお勧めの行動案をとれると信じたとき。
そして、この4つのどれかが欠けていても、成功は困難のようです。
これって、、、とてつもない難易度の高さを、私は感じざるを得ません・・・。
それでもイメトレしてみよう♪
とっても難しいこの原則の考え方。
少しずつでもイメトレをしていくと思考が鍛えられそうですね。私もそれっぽいのをつくってみたくなって、イメトレしてみました。
(この例はあくまでイメトレにつき、数字や文章はテキトーですのでご了承を。)
【恐怖】肥満の人の平均寿命は、そうではない人と比較して〇歳も短いというニュースが話題です。3大疾病になるリスクも高く、転倒した際のダメージも、自重が更に負荷となるため大怪我につながることも。更にそこから体が動けずにいる間にドンドン肥満が進み、ドンドン寿命が短くなるおそれも・・・
【解決方法】運動?断食?胃のバイパス手術? この最新のダイエットサプリは如何でしょうか! ○○医大の〇〇教授監修で開発されました。材料はすべて国産で製造も国内で安心です。モニター調査では〇人中〇人がダイエットに成功しました。 これなら、運動が苦手でも、食べることが好きな人でも、手術をするお金や勇気がなくても、簡単に始めれます。 今だけ500円でお試しできます。効果がない場合には返金保証つきで安心です。
・・・書いている内に、「こういうのって、よく見るなー。」って気づきました。笑
難しいですね。
でも、楽しいです!
このイメトレ、オススメです♪
結局、良いモノじゃないと買ってもらえない。
恐怖という要素を活用したコピーって、ものすごくハードルが高いですね・・・。
中途半端な状態で実践することは大変危険!ですね・・・。
そして、結局のところ、
「恐怖を解決するための、信用できる提案がなされていなければ、人は行動しない。」
という事が、よくわかりました。
本当に人って行動しない生き物なんですね・・・
これが原則の1つ目ということは、この先ドルーさんから教えてもらえる消費者心理って、、、
すごーく、濃厚そうですネ!笑
では、今日はこの辺で。