「集客」について知ろう
ネットビジネスの仕組みの工程のひとつです。
その字のとおり、お客様を集めます。
「ビジネス」とか「ネット」というカタカナのせいで、
何か難しいことをイメージするかもしれませんが、
「私のお店に来てネ!」と、発信・集客活動をします。
パン屋さんがチラシでお店に来てもうために集客活動するように、
ネットの媒体を活用して多くの人に呼びかけます。
集客しよう! その前に
集客の前の大前提があります。
準備できているか、飛ばしていないか、確認しておきましょう。
売るものが決まっている
当然のことではありますが、ゼロから始める人にとっては
意外とこれが高いハードルだったりします。
「イメージはできてるから後回しにしよう。時間かかるし。難しいし。」
という気持ちになりがちです。
しかし、集客を含めた仕組み作りを先行してしまうと、
もしも集客媒体で記事を見つけて興味をもってくれた人がいても、
「この人、何を伝えたいんだろう」
「お店に来たけど何もないじゃん」
となって、去ってしまいます。
オリジナルコンテンツを販売する人は、完璧じゃなくても良いから制作を先にする、
または同時進行で進めておきます。
アフィリエイト商材を販売する人も先にここをじっくりと考え、
マーケティング戦略を練っておくことは重要です。
また、イメージだけでは売る側の気持ちも変わったり、迷ったり、
ブレることがあります。
集客の後のメール内容にも矛盾や変更をする必要が出てくる恐れも。
「誰かのニーズに応えるため・手助けになるため・お悩み解決するための商品」
これを販売することを忘れないようにしましょう。
ターゲットが決まっている
「どんなジャンル」の「どんな人」の「どんな悩み」に対して、
「どんな方法」「どんなモノ」で解決・手助けをするのか、しっかりと決めておきます。
しっかりとしたペルソナ設定ができていると、
集客作業やメルマガ制作がスルスルとはかどります。
「誰かのため」を意識すると作業効率がUPします。
そして、伝わりやすい文章やアプローチを心がけることができます。
また、どのジャンルで行くのか検討する際には、
ライバルリサーチもお忘れなく。
ライバルがいない所は、多くの人がチャレンジしたけど上手くいかず
立ち去ったあとなのかもしれない、厳しいかも、と判断して良いと思います。
また、ライバルがたくさんいるジャンルでは、
何年も前から稼いでいる先輩を単純にマネしても、
無名の初心者では上手くいかないでしょう。
また、大企業のマネをしてみてもやはり上手くいきません。
企業が必要とする収益分のニーズに満たないジャンルと
あなたのしかできない、個人ならではのマーケティング戦略を見つけると上手くいく!
と言われています。
ネットで集客することのメリット
ネットでお客様を集めることには、販売側はもちろん、お客様にもメリットがあります。
販売側のメリット
- 店舗を持っていなくても集客できる。
- 広告料がかからない。
- 仕組みを作れば365日24時間、ネットが集客活動をしてくれる。
- 遠くの人やいろいろな人に見てもらえる。
- 集客内容(文章・写真等)の変更や修正ができる。
お客様側のメリット
- 好きな時間に好きな場所で見れる。
- 時間をかけたり、スキマ時間で少しずつ見たりと、自分のペースで見れる。
- 他のものと比較検討するのが簡単にできる。
- お店から簡単に立ち去れる。
- 集客媒体を見ることで、すでにお悩みが解決する場合もある。
ネットのない時代とは違い、店舗がなくても、広告を出すお金がなくても、
遠くの人や様々な人に広くお知らせすることができます。
また、集客活動を仕組みにすることで、その分の時間を節約できます。
コンテンツ制作に集中したり、他の仕組みを見直したり、他のことに使えます。
お客様側としては、何となく入ったお店で、
断りきれずに買いたくないものを買わされた・・・
なんてこともないので安心です。
(中にはネットでも押し売りしてくる人がたまにいますが、
リアルのお店よりは逃げやすいですよネ!笑)
集客媒体をフル活用しよう!
多くの人に集まってもらうために活用されている集客媒体。
主なものはこれらが挙げられます。
- YouTube
- ブログ
- 電子書籍
- TVCM・広告
- 実在する店舗・飛び込み営業
売るものにもよりますが、SNSでの集客はひとつに絞らず
なるべく多くの場所で発信すると良いです。
なぜかというと、各SNSにはそれぞれの住人がいて、
全てを毎日網羅して確認している人は、まずいないと思われます。
あなたの商品を買いたい人がいる所に行かないと、いつまでも見つけてもらえません。
また、ひとつだけにしてしまうと、そこでのアカウントが削除されたり凍結されたら、
もしくはそのサイト自体がなくなってしまったら、また1からやり直しになってしまいます。
なるべく広く、多くの人に、
「私はここにいますよー!」
と、発信しましょう。
ブログや電子書籍は、集客媒体ではなく収益媒体のように感じますが、
集客媒体としても活用できます。
特にブログについては、今から始める無名の人の作るブログは、
収益媒体にまで成長させることはナカナカ困難です。
何年も前からブログで多くのお客様と信頼構築を積み重ね、
ファンがたくさんいる人でない限りは、
「ブログだけで食べていく」という時代ではないようです。
ブログは他のものと違い、表現の自由度が高く、記事が残ります。
長期戦にはなりますが、ブログをコツコツ育てて、
ブログを楽しみにしてくれるファンを増やすことができれば、
強力な収益媒体へと進化するでしょう。
電子書籍も収益媒体としての機能はもちろんありますが、
無料キャンペーンをしたり、プロフィール等にリンクを貼ることで
集客媒体としても機能します。
ブログと電子書籍は、ハイブリッドなものなので活用すべきですね。
TVCMは、ビジネスの規模が大きく広告費用もたくさん使える、企業等が
主に活用する集客方法です。ここでは省略します。
ネット広告は、個人でも収益が多く時間のゆとりがない時や、
ビジネスの規模を大きくしたい時、イベントなどで、
将来必要になる時が訪れるかもしれません。
しかし、かけだしの段階ではムリに手を出す必要はありません。
実在する店舗・飛び込み営業については、ネットではないのですが、
そこから仕組みへとつなげる方法のひとつです。
「メルマガ登録するとドリンク無料」といったサービス等が挙げられます。
また、商品を販売したい・置かせていただきたい店舗に営業に行く方法もアリだと思います。
例えば、美容院にWebヘアカタログの紹介をするための、
TwitterのリンクやメルマガのQRコードが入った案内を置かせてもらうために
営業に行く方法などが考えられます。
何でもネットだけで仕組み作りをしようとしなくても、
もしも人と話すことが得意だったり、フットワークが軽い人だったら、
そもそもの「ものを販売する」という、シンプルな中間目標達成のために、
柔軟に考えベストな方法を見つけましょう。
「誰からもアクセスがない・・・。売りたいのに。」そんな時は
「仲間を探す気持ち」で「困っていることを解決できるかもしれない発信」
これをしてみましょう。
もしかしたら、「物を売って稼ぎたい」というのがミエミエだったり、
むしろ、そちらの方が際立っている発信になっているかもしれません。
どんなに素晴らしい商品だとしても、そういう雰囲気を感じてしまうと、
「売りつけられるかもしれない」
「私の悩み解決ではなく、この人はお金が欲しいだけなんだ」
と引かれる場合があります。
せっかく一生懸命作ったり探したりした商品と仕組みを台無しにしないよう、
アクセスの反応や様子を見ながら、内容を見直していきましょう。
あなたの商品は誰かのニーズに向けて作ったものなんですから、
届けてお悩み解決してもらうために頑張りましょう。
それと、アクセスは、上位クラスの起業家さんではない無名の人は、
そもそも良い内容でもアクセスしてもらえる確率は低く、反応も遅いです。
発信している情報と集客媒体への投稿に納得していたら、「慌てず待つ」ことも大切です。
まとめ
今回は「集客」についてお伝えしました。
「ビジネスは掛け算。どれかがゼロだと結果はゼロになる。」
という言葉を学んだことがあります。
仕組みの工程の中で何かがゼロだと良い結果を得ることはできません。
ビジネスは自分一人でやることや解決しなくてはいけないことが多く、
楽しくもありますが、とにかく忙しい!と、感じますね。
行き届かない所も当然出てきますが、定期的にひとつひとつを見直していくと
将来更に良い結果を得られるかもしれません!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。