自分好みの自動化の夢を応援してくれる、文句も言わずに自分についてきてくれる、なんとも健気でイジらしく、愛らしい仲間♡
ビジネスがニッチもサッチもいかないくらい大繁盛の人には導入を強くオススメします。
もちろんこれからの人にもオススメです。
私の勤務する会社では、RPAを導入して半年ほど経過しました。
・自動化できた分の時間が有効に活用できる
・ヒューマンエラーが発生しない
・24時間働いてくれる
・必要な部分だけを作業してもらえる(完全オリジナル指示)
・・・これってすごいことですよね!
RPAは企業ではもちろんですが、個人ビジネスで、自動化の範囲拡大を検討していたり、外注さんにルーティン業務を依頼する人にとっても、有効な方法のひとつかもしれません。
今日は、そんなRPAのお話です。
そもそも「RPA」って何?
RPAは「Robotic Process Automation」の略で、おおまかに説明すると、
「人間のかわりに業務をしてくれるツール」です。
毎日同じことを繰り返し行うPCのルーティンワークが特に導入しやすいです。
このRPAは、海外では多くの企業で導入されていて、日本でも近年導入をする企業が増加しているそうです。
RPAで自動化した私の業務実例
私の普段の業務の中で、
「決まった曜日」
「決まった時間」
「決まった作業内容」
これが当てはまるもので、RPA化してもらっている作業があります。
実例をご紹介します。
・Web立ち上げ
・特定のWebサイトにログイン
・必要なCSVデータ(受注情報)のあるページへ移動
・CSVデータをダウンロード・保存
・会社の管理システムにCSV受注データをインポート
・確認が必要なリストを制作・出力
・リストを担当者あての社内で運用する別の拡張子のファイルで個人BOXに入れる
・社内システムに取り込んだデータを編集
・指定期間範囲内(〇ヶ月先)で欠品する製品(わが社は製造業。)を社内システムで計算
・不足するものを指定日前(納期の〇日前)で制作する計算・手配
・・・・この後にも、まだまだ続きがあったり、省略している部分もありますが、
導入前に私がイメージしていたよりも、はるかにいろいろ出来るRPAに驚きました!
RPA導入のメリット・デメリット
時間が節約できる
RPAによる自動化で時間が節約できると、
その時間を使って新しいことをしたり、
機械にはできない作業にもっと注力できたり、
別の作業を自動化していく作業に取り組んだりと、
時間の有効活用につながります。
また、節約できた時間分は、
それまで業務にあたっていた人は体力的にも楽になります。
企業側としては、
従業員の残業が減れば人件費も削減できます。
もちろんRPAはお腹も空かないし、怒らない。
とか、
とか、
とか、
言ってきません。
とても心強いパートナーになってくれそうですね!
※注意!!
人件費が削減できるからと言って、実際業務にあたっていた人をカットするのは大きな間違いですのでご注意を!
RPAは、あくまで人の作業を教えてあげて動いてもらうためのツールなので、
作業自体を理解してロジカルに組み立てれる人がいないと、
その先、とっっっても困ります。
外注費と、それに伴う打ち合わせ等の時間の削減ができる
これは、個人で起業している人には大きなメリットと言えます。
業務依頼するにあたり、作業内容を伝えるのに苦労することってありませか?
うまく伝わらなくて、想像とは違う結果になってしまったり、
納期になっても業務が完了しなくて、困ったりして、
結果、
と、外注化をあきらめて、結局自分で未だにやっている、
「そうでもない仕事」。
これを抱えている人にとっては、RPAは大変有効かもしれません。
ヒューマンエラーのリスクが減る
人が集まり、みんなで稼ぐ企業、
個人で稼ぐ人、
人である限り、
どちらも永遠に抱え続けるリスクです。
絶対ミスのない人はいません。
体調不良や、加齢、心的ストレス、身体的な疲労などで、
集中できなかったり、ウッカリしたりと、
ちょっとしたことが原因で、重大な問題に発展するリスクを抱えています。
私も、とんでもない失敗をして、
みんなに迷惑をかけたり、
作業のやり直しをしたり、
フォローしてもらったりと、
悲しい思いをしたことが何度もあります。
しかし、RPAは同じことを繰り返し事務的にこなしてくれるので、
自動化した部分についてはその分リスクを減らすことが可能ですネ。
RPAは、24時間働いてくれる
これって、すごくないですか?
みんなが寝ている時でも、お休みしている時でも、
RPAは黙々と仕事をしてくれます。
自分が作業をしない時間帯でRPAの作業を組めば、
パソコンがたった1台だとしても、
自動化の範囲を広げることが可能です。
RPAに作業を教えた人のセンスが悪いと、RPAもダサい動きしかできない
ここからはデメリットを。
これって、すごく大切なことで、
RPAは忠実に指示内容をこなしてくれる分、
指示した人のセンスがイマイチだったり、
業務自体の理解度が浅かったりすると、
RPAも当然、
とてもダサい動きを繰り出してきます。
・・・これはRPAがかわいそう!
こういうことはしないであげて欲しいです。
マジで!
そして、その動作を人に見られると、
RPAに業務を教えた人が、
とてもセンスないことが明るみに出ます。
注意しましょう。
あやしい業者が出てきたり、精度の低いモノもある
こんな風に盛り上がりはじめて間もなく、
新しい業界であるため、
当然、怪しい業者も存在します。
それと、古くからの情報構築がない分、
一生懸命作り上げて、マジメに立ち上げた企業のツールでも
致命的な落とし穴を孕んでいるRPAも存在します。
今は日本でもいろいろなRPAツールを見つけれます。
サーバー型、クラウドタイプ、RPA単独動作、複数同時動作可能、有料、無料、、、
RPA導入を検討する際には、
・セキュリティ面
・サポート面
・予算面
これに加えて、
・自分たちはRPAにどんなことをどれくらいやって欲しいのか
これを事前に具体的に考えておくと、
スムーズにマッチするものを見つけられると思います。
人間が成長して、ルールも明確になるという、まさかの副産物!
これは、本当に驚きました。
導入前の私の無知でペラペラのイメージは、
という、ネガティブでお粗末なものでしたが、
いざ導入となって驚くべき副産物を得ることができたのです。
ルーティン業務をロジカルに考え伝える力が育成される
RPA導入時、
と、
他人事に思っていた私に、
システム担当さんから、
「RPAに覚えさせる動作をロジカルに教えてネ♪」
と言われ、
と、思いました。笑
そして、これは他人事ではなく、自分事なのだと、そこで始めて理解しました。
いざルーティンワークを論理立てて伝えるために、
普段の業務にあたりながら、
「今私はこれをしている。この次はこれをする。次にこうなったらこの方法とこの方法に、作業は分岐する・・・」
といった感じで、
分析や細分化が自動的に始まりました。
そして伝えてもイマイチな反応だったり、疑問返しを食らうと、
持ち帰り、
分析・細分化を
「今私はコレをしている。どう伝えたら良いんだろう?ボタンの名前?ショートカットキー?
動作の理由は? 順番はコレで適正なのか?」
などと、考えながら再現して確認する。
とにかく思考を回して考えて考えて考えることができました。
例えると、
「空気読めない系の、無口で、納得や理解をしないと絶対行動しない新人に、
メールだけで仕事を教育するとしたら?」
みたいなクエストです。
正直、
何て言うか・・・・・
めちゃくちゃ、、
人間がムダを見つけてくれる
これも大変大きい副産物でした。
作業の細分化をしている中で、
すごくいっぱい見つけれたんです。
システムさんに伝える前に結構気づくし、
そこをスルーしても、
「コレって必要なの?」
と、
普通に聞かれて、
「確かに言われれば、不要だなぁ」
と、素直に思えます。
絶対必要なものには、納得してもらえる説明ができるように考える力も付帯していきます。
そんな感じで、
我が社では省く事が出来たムダな作業が結構ありました。
例え1日10分だとしても、
月に20日稼働の企業だとしたら、年間何と40時間!!
それは、毎日2時間残業する人の1ヶ月分と同じ時間ですね。
8時間勤務で考えると5日分節約できます。
そして、それが一人ではなく、複数人でRPAを活用して時間を節約できると、、、
すごくないですか?!
各人の使える時間が増え、別のことにも活用していったり、
例えばですが、
「我が社は就業時間は7時間です」
なんてキャッチコピーを発信できる会社になれたりするかもしれませんネ♪
必要なことだけを作業してもらえる
これって、個人でビジネスしている人にとっては有効だと思います。
DRMでビジネスをしていても、
自動化環境を整える周辺ツールって、地味にお金かかりますよね。
それと、
「こうしたいんだけど、このツールだとできないんだよね~・・・・」
という思いを持っている人もいるんじゃないかと思います。
私は、RPAを極めれば、
ステップメールのメルマガスタンドは不要になると思っています。
リスト管理ツールも不要。
Twitterのボットも不要。
・・・とは言え、RPAも有料(無料もあるけどオススメしません。)なので、
金額面で検討することも必要ですが、
RPAは、
ということが一番大きいと思います。
さいごに
如何でしたか?
自分や従業員が成長できて、時間も節約できて、お金も節約できちゃうツール。
そんなRPAのお話でした。
私はいつまでも一緒にいたい、大切な仲間です。
自動化のことを考えていたら、
一度お試ししてみることをオススメします。
ではでは。