スーパーの卵から、「コンテンツビジネス」の考え方を学ぶトレーニング
コンテンツビジネスをする上で必要なもの
「コンテンツ」
その中でも、
「オリジナルコンテンツ」
って、ハードルが高いと感じていませんか?
興味があるのに「難しそう・・・」と、始めずに諦めるのは
何だかもったいないですよネ!
今日は
ということに、あまりお金や時間をかけずに理解を深めることができる、
そんなプチトレーニングのお話です。
スーパーに行って、売っている卵を見てみよう
スーパーには、大変お得な卵も高級な卵も、毎日販売されています。
卵は栄養価が高く、調理法も多く、多くの家庭で重宝される食品のひとつです。
私も1週間に1パックは購入していて、卵にはいつも栄養面と経済面の両方を助けてもらっています。
また、短時間で調理ができたり、簡単に作れるものも多く、
ということも改めて実感します。
さて、
普段はなるべく安いものを買い、高いものには全く縁も興味もないのですが、
今回は高いものにも注目をしてみました。
そして実際購入をします。
いつもお世話になっている卵 ¥198 10個入り
似た価格帯で何種類か販売されており、たくさん積んでありました。
お店の特売にも良く使われるアイテム「卵」。
大量の卵の様子から、多くの人からのニーズがある、ということがよくわかります。
生まれて初めて購入した ヨード卵・光 ¥322 6個入り
こんなに高い卵を買う時が来るとは!
と、緊張しながら震える手で購入したヨード卵。
大量に陳列されている卵たちよりも数量は圧倒的に少ないですが、
他にも様々な高級卵がありました。
今回のそれぞれの卵1個で計算すると、
普通の卵=@19.8 高級な卵=約@53.7
なんと、1個で33.9円の差が!
1日1個で年間(365日)で計算すると、
普通の卵=¥7,227 高級な卵=¥19,600.5
年間12,373.5円の差が!!
驚きました!
これってすごくないですか?!
(ちなみに、「1個¥2,000」という超高級卵もあるんですね!)
そこで気づかされることがありますね。
それは・・・
とても高い。でも、いつでもスーパーで見かける・・・
という事実です。
卵は鮮度が大切だから、ずっと同じものが置いてあるわけではない。
ということは、
いつも誰かが買っている
ニーズがある
ということです。
そしてそこから、この体験と発見をコンテンツビジネスに置き換えて考えます。
薄利多売の商法は、初心者には勝ち目がない
スーパーにたくさん積んであった卵たち。
パッと見、
と感じる人もいるかもしれませんが、
初心者にとって、それは甘い考えかもしれません。
その理由は、
・大人数の顧客がいるわけではない
・販売しているライバルが大勢いる
・そもそも、無料で提供されている情報がたくさんある
ということが考えられるからです。
そして、
どんなに気合を入れて作った大切な自信作でも、
そもそも誰にも気づかれないとしたら、
とても悲しいですよね・・・
顧客の多い起業家さんや、大手企業と同じことをしても勝ち目がないのです。
とは言え、たとえ¥0でも、様々なカタチのコンテンツで価値の提供を継続することは、
・集客
・認知
・自己成長
においても、とても大切なことだと思います。
ここではあくまで、
「業態規模が小さい無名の個人は、
いつまでも薄利多売だけをしていても、収益を得ることができないヨー」
ということを考えてみても良いかと。
ヨード卵的なコンテンツを作りたい
高額コンテンツが作れて販売することができたら、
本当にすごいことですよね!
ひとつの卵で普通の卵の2.7倍の収入です。
そしてここで考えておきたい大切なことがあります。
高額商品は、安いコンテンツと何がちがうのか
価格は2.7倍でも、栄養価は普通の卵の2.7倍あるわけではないヨード卵。
自分のコンテンツや、作りたいコンテンツに
金額を上乗せするとしたら、
どんなことをすれば良いのか考えてみます。
ヨード卵購入から実食までのキモチを分析する
お客様のキモチを考えてみます。
作りたいものはデジタルコンテンツで無形のものなのですが、
実際自分が手に取って体験して感じたこと、
有形という目で見えて触れるもので具現化することにより、
イメージがよりハッキリとしてきます。
高級卵を買う時に、私はこんな気持ちになりました。
不思議なくらいに、普段安く購入している物に対しては、少しでも高いとハードルの高さを感じますよね。
勇気もいるし、罪悪感すら沸いてしまいます。
逆に安いものは、抵抗なく受け入れることができます。
デジタルコンテンツにおいては、
無料でかなり詳しいノウハウやテクニックが検索して見つけることができます。
たくさん積まれている、いつもの卵たちと同じように。
そして、買う時のキモチ
そうなんです。
誰も見ていないとは思いますが、
卵を見ている時・手に取る時・カゴに入れて店内を歩いている時・会計の時・持ち歩く帰り道
全ての時間において、
日常では触ることのなかったものを持つことに、
優越感とワクワクする気持ちがありました。
勇気をだして高額商品を購入した時に、
こんなキモチになって欲しいですね!
この思いや期待を裏切らないよう、
ガッカリさせるものは作りたくないですね。
そして、食べてみた時、
という幸福なキモチになりました。
わかりやすそうな雰囲気のTKGで検証。
(でも、その後に、いつもの卵でも検証してみたら、それも美味しかったです。)
何を食べても美味しいタイプなので、上手いお話ができませんが、
「ヨード卵・光」
というブランディングやキャッチコピーやイメージで、
更に美味しいものに感じるのかもしれません。
この卵の販売戦略のように、
コンテンツにも
「栄養価だけではない何か」
に価値を見出して、興味を持ってもらえるのではないでしょうか。
栄養価だけではない何かってなんだろう
コンテンツに置き換えて考えると、
「栄養価」
は、
「ノウハウ」や「テクニック」
ではなかろうかと考えています。
そして、
「何か」
は、
「付加価値」
だと思います。
ノウハウやテクニックは無料でたくさん手に入るから、
それだけでは、初心者が、満足される高額商品を作ることは極めて困難です。
「付加価値」
には、
プレゼント(特典)を充実させたり、
手厚いフォローをしたり、
と、いろいろなものがありますが、
私の考える、個人の努力次第で提供できる一番の「付加価値」は、
「『この人の商品を買いたい』という感情になってもらえる発信者自信の魅力」
なのではないかと思います。
さいごに
如何でしたか?
コンテンツの価格で悩んだ時にも良いトレーニングかもしれません。
納豆や豆腐等の、普段安く購入している物でためすと、
お金がそんなにかからないし、安価でもこれは自己成長のための大きな自己投資ですよネ!
それと、コンテンツは何でも収益に直結して考えずに、
集客媒体として位置付けるものを作成したり、
いろいろなカタチや場所で価値の提供をして、
誰かの悩みを解消することができたら社会貢献にもつながります。
高額商品には「ノウハウやテクニックだけではなく、「付加価値」が必要」
ということを考えるトレーニングのお話でした。