耳寄り情報(?)

チャンス?! 脅威?!【ググる高齢者】急増中!

後期高齢者もググってる!

先日、母と一緒に庭の手入れをしていた時の、何気ない会話の中で、

私は驚かされることがありました。

 

それは・・・

 

木の剪定がどうすれば良いのかわからずに困っていると、

「この間グーグルで調べたら、これこれこうやると良いんだって~♪」

と、母が言ってきたんです!

「えっ! 母さん、世間ではそれを『ググる』と言っているよ! 母さんググってるんだね!すごい!!」

そこで、母が時間がある時にいろいろなことをググっていることを知ったり、

私は電子書籍という、紙ではない本を出版している話をスンナリと理解してもらえたり、

母の趣味の写真と一緒に、思い出やエピソードをブログにしよう!

なんて話にまで発展して、大いに二人で盛り上がり、とても良い休日でした。

 

・・・しかし、ネットビジネスを始めようとしている人にとっては、

これはたった一人のお年寄りの事実ではありますが、

気になりますよね・・・

私、気になって調べました!笑

 

Contents

60歳以上のインターネットの利用割合が爆上がりしている事実

下記のグラフは、インターネットの利用割合を年代別に表したものです。

 

総務省報道資料「令和元年通信利用動向調査の結果」より

・・・ちょっと「令和元年」というところまでしか最新情報が見つけられず、

情報が古くて申し訳ないのですが、、

「今はもっと割合が増加してるハズ!」と思われます。

いや、きっとそうでしょうネ!

 

このグラフって、すごくないですか?

すごーい!!

インターネットを利用するおじいさんやおばあさんが激増し続けているという調査結果。

ここで、この現実はビジネスをしたい私たちにどんな影響を及ぼすのでしょうか。

メリットやデメリットが、いくつか考えられます。

良いこと

  • ジャンルの選択肢が増える
  • ターゲットの選択肢も増える
  • ニーズももちろん増える
  • 使用媒体に自由度が増す

「お年寄りには、本やCDを作らなければ、自分の情報は届けられない。」

そんな風に、最初からあきらめがちの領域だったかもしれません。

本当は高齢者向けのコンテンツを作りたかった人にとっては朗報ですね。

高齢者ならではの悩みやニーズもたくさんあると思います。

コンテンツ制作のハードルが一つ消えて、夢が広がりますね。

企業のように資金のない個人でも、高齢者のニーズに向けて情報を発信することができます。

例えば、YouTubeで腰痛改善のストレッチ動画を配信したり、

音声媒体で川柳の音読をしたりと、

個人でできることの可能性と自由度が増して、直接お悩み解決やニーズに応えることができます。

資金がなくても情報を届けられる

自分のコンテンツを受け取ってもらえる希望ができて、

イメージがどんどん膨らんで、ワクワクしますね!

 

懸念事項

  • 家族や身近な人たちの理解が必要
  • 高齢者に受け入れられるための工夫が必要
  • 逆に彼らが強力なライバルになる可能性大

コンテンツビジネス発信の立場の人にとっては、良いこともたくさんありますが、

懸念事項も多く考えられます。

まずは、

ご本人のご家族・身近な人の理解が必要

ということです。

お子様向けのゲームコンテンツについて保護者の方へ説明をしたり、

手術を受ける患者さんのご家族に説明をするように、

「おじいちゃん、サギにあっているんじゃないのか?」

などと、思われないように、周りの方への理解を得る必要があります。

また、周りの方たちから理解をいただくことにより、

ご本人がPC操作や設定等で困った時に、協力していただくことにもつながります。

お悩みやニーズに向けて一生懸命作ったものを届けるために、

しっかりと事前にしておくべき重要なポイントです。

お年寄りへ情報提供・価値提供をするのには、いくつかの難関が考えられます。

小さい文字が読めない・聞こえづらい・PC操作が不安

インターネットをしているとは言え、若者に比べたらコンテンツを受け入れるハードルも違います。

大き目の文字で読みやすい電子書籍にしたり、

動画の文字表示をもっとゆっくりと表示したり、

話す言葉をゆっくりハッキリと言うようにしたり、

高音での発声はなるべく避けて、さりげなく繰り返し伝えることも大切です。

そして、フォローアップも手厚くすべきです。

介護職経験のある方はそれが活かされて大変有利ですし、良いコンテンツが作れますね。

話し方のコツの参考として、19時・20時のテレビのニュースや、

夜のNHKの番組の話し方をマネすると良い、と聞きます。

おそらくユックリで驚くかもしれませんが、

彼ら「話のプロ」は、お年寄りにも情報が届くように、

言葉・言葉づかい・高さ・スピードに工夫

をしています。

一回録音してみて身近なお年寄りに聞いてもらい、感想を聞くと尚良いかもしれませんね。

 

おじいちゃんとおばあちゃんがライバルに!?

これは大いにあります。

彼らは私たちの持っていないアドバンテージをたくさん持っています。

  • お年寄りならではの悩みやニーズ・好みを理解している
  • 時間をいっぱい持っている
  • 価値提供のみ・ボランティア精神のみの人が多い

私たちは、お年寄りのニーズについては未経験なので、リサーチ情報からコンテンツを制作することしかできませんが、

彼らは実体験や身近な人の経験等の、リアルな情報から発信することができます。

逆に彼らの発信をフォローするものを作ることも、ビジネスとしては大変有効です。

 

そして、現役を引退している方は特に、日中自由につかえる時間がたくさんあることが

大きなアドバンテージのひとつです。

将来の寿命は今までの生きてきた時間が長い分、私たちよりも短いのですが、

日々時間を一生懸命倹約している人にとってはうらやましいですね。

でもこれは彼らが今まで一生懸命頑張って生きてきて作り上げたもの。

私たちも将来こうなりたいですね。

 

シンプルに価値提供だけをしたい

「長期的に収入を得るために発信しているわけではない。」←必要ないから。

「自由な時間を手に入れるためにやっているのではない。」←もう自由だから。

このようなお考えの高齢者も多いと考えられます。

また、

「生きがい」「楽しみ」

として取り組んでいる方も多いことでしょう。

私たちとは全く違う目的だということを理解しておく必要があります。

 

さいごに

如何でしたか?

コンテンツ制作のネタの参考に、「お年寄りのキモチ」を加えてみると、

日常生活の中でも、お年寄りの行動や言動が、自分事のように注目できるようになり、

気づきも増え、優しくフォローすることもできます。

 

私は「母さんと一緒に何か作りたいな~!」と思っています。

 

母からの「ググってる」発言で衝撃を受けた日の夕方のこと

単身赴任につきアパートに戻るため玄関で靴を履いていたら、

「今度来るまでに、南天の木の剪定の仕方をググっておくね~」

と声をかけられ、

振り返ると母が後ろでニコニコとしていました。

 

では今回はこのへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人
あっこ

あっこ

主に、ビジネスや副業をがんばっている人のために、自力で電子書籍を制作出版するのを応援したり、 マネタイズに活かすための戦略やノウハウなどの情報を共有しています。 こちらのブログでは、コンテンツクリエイターになるために必要な情報や、有益な情報を共有させてもらっています。 少しでもお役立ちいただけたら嬉しいです。 AFP|FP2級|スノボコーチ・インストラクター

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